鳥井謙吾さんに聞く!資金も人脈もなく独立した起業家インタビュー

起業・集客コンサルタント
鳥井謙吾さんに聞く!

「ぶっちゃけどうよ???」

起業一年目の憂鬱
対談インタビュー

このインタビューでは、
起業して一年目の経営者に向けて、

「ぶっちゃけどうよ?」

のインタビューを行っています。

起業して一年目の経営者鳥井謙吾さんの赤裸々な現状

2006年から1円起業ができるようになり、
はや7年が経ちました。

ずっと不況と言われてきた経済も、
アベノミクス、オリンピック開催により、
回復の兆しをみせています。

その一方、
雇用環境は大きな変化をしています。

高速道路の料金所はETCになりました。

お店で購入していた書籍や音楽は、
ワンクリックで
ダウンロードできるようになりました。

ITの普及により、
人がやらなければならないシゴトは、
どんどん減ってきました。

関わるシゴトが、
大きく変化しています。

このような時代の変化で、

「起業」

というものは、
以前に比べて身近な存在になってきました。

「起業」

とは、夢を実現できる世界です。

その一方、

「固定給」

を保証されない、
弱肉強食の野生の世界でもあります。

今回は、

「コストゼロで
素人を好きなことで起業させる」

という起業・集客に関する
コンサルティングをされている、

鳥井謙吾さん

 

鳥井謙吾

にご登場いただきました。

鳥井さんは現在、
会社員や主婦の方向けに、

「本人の好きなことを活かして
コストをかけずに起業を成功に導くための
起業コンサルティング事業」

をされています。

大学卒業後に、
株式会社リクルートに
4年間お勤めされたあと、

「資金や人脈ゼロで独立」

されました。

ご本人も

「ブログ一本」

でビジネスを軌道に乗せられた
WEBマーケティングのプロです。

鳥井謙吾さんにご登場いただいた理由

独立して、「全て独学」 であるにも関わらず、

  • 立ち上げから3ヶ月で見込み客を月間300名以上集めるブログを構築
  • 独自の動画コンテンツをメルマガ3通の告知だけで100本販売
  • さらに、allabout系のメディアから執筆依頼を受ける

という実績を生み出されています。

  • 起業した人が、一年目にどうしたらいいか?
  • 起業したての人が、何に気をつけておけばいいか?
  • 起業予定の人が、何を準備すればいいか?
  • 起業したいけど迷う!という人は、自分は起業したほうがいいのか?

こんなお悩みを解決する、
ひとつのヒントになれば幸いです。

それではさっそく、
インタビューを見ていきましょう。

 

Q1.現在行なわれているビジネスは、どのようにして生まれたのですか? 思いついたきっかけやできごとがあれば、教えてください。

 

鳥井謙吾鳥井

ここについては、
話し出すと長くなっちゃうんですけどね。

 

小宇佐小宇佐

ぜひ、お聞かせください。

 

鳥井鳥井

そもそもは、学生の時に

「自分でビジネスやってみたいなぁ」

と思ったのが起業のきっかけなんです。

で、リクルートっていう、
起業に近そうなイメージの会社に
うまく入社できて。

でも、そのときは
自分がどういったビジネスを
やっていくのかとか、

それこそどれくらいの規模でやるのか
なんてことも
全然イメージできていませんでした。

 

小宇佐小宇佐

なるほど。

 

鳥井鳥井

だから入社後は会社員として
WEBマーケティングに関わりながら、
副業という形で自分でも色んな事を
トライしてみたんですよ。

でも、やっぱり
自分の好きなこととかをやっていないから、
長続きしない

それに、自分自身でビジネスを生み出すってことが
中々ハードルが高くて、
どうしても下請けとか
代理店のようなビジネスばかりやっていました。

それに、そこで出会った人達も、
確かに魅力的ではあるんだけど、
自分が目指したい方向性では無かった。

僕はいわゆる「ゆとり世代」というやつで、
仕事のために色々と犠牲にするなんてのは
考えられない。

でも、実際に
「実業家」と呼ばれる人達にはたくさん会ったけど、
正直仕事しすぎだと思った。

アホなのかなと。

 

小宇佐小宇佐

アホですか(笑)。

 

鳥井鳥井

もうちょっと家族との時間も欲しいと思ったし、
超一流になって家族とか
自分の趣味の時間とかが奪われるなら、
そんなものいらないなぁって。

特に、子供が生まれてからは
一層その気持ちが大きくなっていきました。

そんなもやもやした状態で、
会社員も副業も色々と続けていたんだけど、
やっぱりあまりにも負担が増えてきて
ストレスが爆発しちゃったんです。

結果として、ビジネスも、家族も、
かなりぐちゃぐちゃになってしまった時期があった。

奥さんとも喧嘩が増えたし、
当時1歳くらいだった娘も、
親の顔色を伺うような態度が増えているのが
目に見えて分かったんです。

 

小宇佐小宇佐

それはツラかったですね・・・。

 

鳥井鳥井

自分も会社員はつまらないし、
副業もなんかもやもやするしで、
鬱みたいな感じになりました。

声が出なくなっちゃったんです。会社で。

すごーく小さい声しか出ない。

やる気も出ないし、常に眠い。

その時に色々とどん底な気分を味わったのが、
今のビジネスの原点になっています。

やっぱり、会社員なんて
僕にとってはつまらない。

でも、自分でビジネスをやるといっても、
方向性を決めるのが難しい。

そんな人って多いだろうなって。

もしそんな人がいたら、
僕みたいに色々とぐちゃぐちゃにする必要なく、
スムーズに起業できたらいいなと思ったんです。

 

小宇佐小宇佐

ご自身の体験談からくる、
想いがあるのですね。

 

 

鳥井鳥井

今はそんな人のために、
好きなことをビジネスにして、
ほぼノーリスクで収益化するための方法
指導しています。

 

Q2.起業してすぐ、うまくいく人がいます。 起業してしばらくしても、うまくいかない人もいます。 差がつくのは、独立前の経験に、関係あるのでしょうか?

 

鳥井鳥井

関係ある部分もある、、、かな。

いや、ほとんど無いと言っても
いいかもしれません。

 

小宇佐小宇佐

どっちやねん(笑)!

 

鳥井鳥井

関係ないと断言できないのは、
間違いなくサラリーマン時代の経験が
今に活きていると
自分が感じているからですね。

 

小宇佐小宇佐

サラリーマン時代の経験が
今に活きている。ある部分では。

 

鳥井鳥井

もちろん、クライアント様に関しても
同じことが言えます。

やはり様々な経験をしてきている方は、
ビジネスの成長も早い傾向にあることは間違いない。

しかし、本当の成功しない理由は
そこではないと思っています。

これはすごく大切なことなんですが、
起業してうまくいかない人は、
間違いなく

「自分に合ったビジネス」

をやっていないということです。

 

小宇佐小宇佐

うまくいかない人は、

「自分に合ったビジネス」

をやっていないことが原因だと。

 

鳥井鳥井

サラリーマン時代の経験と言いますが、
実際には生きているだけで
どんなことでも経験になるわけですよ。

飲み会が好きなら
飲み会の経験が積まれていて、
卓球が好きなら
卓球の経験を積んできたわけですから。

そこで得た知識や知恵、
行動の仕方やコツなどを含めると、
必ずビジネスに応用できる要素がある。

 

小宇佐小宇佐

なるほど。

 

鳥井鳥井

ビジネスに正解や型は存在しません。

どんなものでも人の役にたつ形に加工はできます。

それに値段を付けて
値段以上の価値があるように見せることができれば、

「どんなものでも100%ビジネスとして
成立させることが可能」

です。

断言します。

だから、うまくいかない人は

「自分の経験を活かせるビジネスモデル」

を選択できていないのが大きな原因だと思う。

スキルが「不足」しているのではなく、
向かっている「方向が違う」と言えます。

 

小宇佐小宇佐

それはおもしろい視点ですね。

 

鳥井鳥井

これは大きく分けると、

「ビジネスに活かすべきもの」

「ビジネスの提供方法」の2つに分かれまして、

この2つを、
しっかり自分に合ったものに調整できるか。

これができると、自然と成功します。

これができていないと、

「頑張り」

が必要になってしまいます。

 

小宇佐小宇佐

自分に合っているものなら、
頑張らなくてもいいんですね!

 

鳥井鳥井

だから、サラリーマン時代に
目標もビジョンも無く
がむしゃらに色々な経験をするよりは、
自分に合っていて
自然と成功ができるビジネスを
選択することに力を注ぐべきです。

そのためには、会社員時代に
とにかく好きなことをやること。

自分のセンサーを信じてください。

 

小宇佐小宇佐

確かに。

直感って大切ですよね。

 

鳥井鳥井

好きなことの先には
必ずビジネスに活かせるものが
たくさんあります。

最初は趣味でも、
お金になっていなくてもいい。

でも、自分が
「やりたい」
とか
「好きだ」と思えるものを
たくさん経験することが大切だと感じています。

 

Q3.起業する前に、 「これだけはやっておいたほうがいい!」 と思うことはありますか?

 

鳥井鳥井

よく言われる
「人脈作り」
とか
「資金を貯める」
とかは、
はっきり言って全く必要ありません

 

小宇佐小宇佐

そうなんですか?

 

鳥井鳥井

僕自身も僕のクライアント様も、
起業するのに人脈も資金も
何も必要としていないですが、
しっかり売り上げを立てています。

 

小宇佐小宇佐

それはスゴい。
気になりますね・・・。

 

鳥井鳥井

ですから、必要なものはそういった
「ストック」
しておくような資産ではなく、

「自信」や「考え方」や「スキル」といった
目に見えない無形資産です。

もちろん資金や人脈もあったほうがいいです。

実際には変に資金があったからこそ
プロモーション戦略を間違えたり、

変な昔からの人脈に引っ張られて
営業戦略が狂ったりする人をたくさん見てきました。

ゼロから開拓したほうが、
よっぽど戦略を立てやすいですね。

だから、そういった有形資産を
積み重ねることに時間を使うくらいなら、
一度自分自身でやってみることです。

起業に近いことを。

 

小宇佐小宇佐

なるほど。

まずは「やってみなはれ」と。

 

鳥井鳥井

それによって、無形資産を身につけること以上に
重要なことは何もありません。

是非、ゼロから自分の力で
お金を生み出してみてください。

金額が少なくても、
その経験が非常に重要です。

 

小宇佐小宇佐

具体的には、何をすればいいのでしょうか?

 

鳥井鳥井

バザーでモノを売るでもいいし、
人に何か教えてお金をもらってみるでもいい。

 

小宇佐小宇佐

なるほど。
それだったらできそうですね。

 

鳥井鳥井

大切なのは、

「金に換えた」

という事実です。

どれだけ活躍できているつもりでも、
お金をもらおうとすると
全然違う感覚が必要です。

まずは、1円でもいい。

自分で価値を生み出して
お金に換えてみてください。

 

続きは
起業の方法を学ぶ前に知りたい失敗しない考え方

この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

小宇佐拓宏(こうさたくひろ)をフォローする
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