個人起業家の「当たり前の基準」を一瞬で上げる方法

人には「当たり前の基準」の違いがある

私が日々、個別コンサルティングをやっていて、
感じることがあります。

 

それは、人によって、

当たり前の基準が違う

ということです。

 

どういうことかというと・・・。

 

私が、

「あなたは、
ビジネスに対して、
本気ですか?」

という質問を、
コンサルティングの相手に
投げかけます。

 

すると、相手は、
ほぼ100%

本気です

と、答えるのです。

 

そこで私は、

「本気だったら、
ひとつ、
有料のコンサルティングで活用している、
ワークをプレゼントしようかと思います。
やってみますか?」

という提案をするのです。

 

すると、相手は、
ほぼ100%、

やってみます

と、答えます。

 

 

さあさあ、ここから、
人によって、反応が変わります

 

 

ある人は、

その日のうちに、課題をやり、提出する。

 

ある人は、

3日後に課題を提出する。

 

ある人は、

1週間後に課題を提出する。

 

ある人は、

1か月後に課題を提出する。

 

ある人は、

課題を提出しない、何の連絡もくださらない

 

 

どういう人が、本気の人なのか?

どういう人が、成果を出す人なのか?

 

その判断は、あなたに、お任せしますが・・・。

 

 

なぜ、行動レベルで、
このような差がつくのでしょうか?

 

これには、理由があります。

 

その理由とは・・・。

 

人によって、当たり前の基準が違う

からです。

 

ある人は、

その日のうちに、課題をやり、提出するのが

当たりまえ

 

ある人は、

3日後に課題を提出するのが

当たりまえ

 

ある人は、

1週間後に課題を提出するのが

当たりまえ

 

ある人は、

1か月後に課題を提出するのが

当たりまえ

 

ある人は、

課題を提出しない、何の連絡もしないのが

当たりまえ

 

今まで過ごしてきた環境などによって、

「人によって、当たり前が違う」

 

まずはココを理解・認識するのが重要です。

 

何を学ぶかより大切なこと

多くの人は、

何を学ぶか

にばかり着目します。

 

少しイメージしてみてください。

あなたのまわりにも、
同じことを、同じ場所で学んだのに・・・。

 

ある人は、その後、圧倒的な成果を出した。

ある人は、その後、何も変わらなかった。

 

こんな差は、日常の至る所で見られますよね?

 

なぜこの差がつくのか?

 

その差が生まれる原因のひとつが、

「何を当たり前の基準とするか」

です。

 

 

「自分が学んだモノは、
 1週間でトコトン使い倒して、
 何が何でも投資した金額の
 10倍の成果を生み出してやろう」

コレを「当たり前の基準」にする起業家。

 

「学んだモノを、
 機会があったら試してみようかな。

 ビジネス、焦っちゃいけない。

 一生のどこかで回収できれば御の字だ」

コレを「当たり前の基準」にする起業家。

 

差がつくのは、至極当然なのです。

 

 

成果につながるメソッドを学ぶのが重要。

 

もちろん、
間違ったメソッドを学んでは、
成果は得られません。

 

しかしながら、
ビジネスで成果を出すために、

何を学ぶか

ばかりが注目され、

何を当たりまえの基準とするか

が、ないがしろに
されてきたのではないでしょうか?

 

ノウハウがあふれ、
情報がタダになる時代だからこそ。

当たりまえの基準を高める

コレは今後、
より重要なテーマになるでしょう。

 

では、

何を当たりまえの基準を上げる

には、どうしたらいいでしょうか?

 

一瞬で当たり前の基準を上げる方法

実は、一瞬で、

何を当たりまえの基準を上げる方法

があります。

 

 

その方法には・・・。

 

時間はかかりません。

 

 

どういう方法かというと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

当たり前の基準が高い人と関わる

という方法です。

 

この方法は、効果てきめんです。

 

なぜなら、
この記事を書いている私自身が、

当たり前の基準が高い人と関わる

ことで、

当たり前の基準が一瞬で高まる

ということを経験したからです。

 

経験したのは、
2012年2月6日のことでした。

 

当時、私は、

起業家向けの
コンサルタントになるための修行中で、

埼玉県志木市にて、
起業家向けの、
チームコンサルティングに、
参加をしておりました。

 

当時の私は、
経営するファイナンシャルプランナーの事務所が、

そこそこ

軌道に乗り始めたタイミングでした。

 

だからこそ、

新しい事業にも参入したい

と、考え、
コンサルビジネスの準備をしていたのです。

 

当時の私のスタンスは、
以下のようなものでした。

「ファイナンシャルプランナーの
 ビジネスを安定させたい」

「家族との時間も大切にしたい」

「プライベートも楽しみたい」

「健康のために休暇も取りたい」

「きちんと睡眠時間を確保したい」

「新規事業にもチャレンジしたい」

「アレもしたい、コレもしたい」

このスタンスで、
どうにもこうにも時間の確保ができずに、
途方に暮れていたのです。

 

そして迎えた、
チームディスカッション。

 

全部で20人ほど参加している中、
5人1組になり、チームごとに、
ディスカッションをしました。

各チームで1人が問題を発表し、
他のメンバーと解決し合う。

そんなスタイルのディスカッションでした。

 

3番目に、
私の発表の順番になりました。

私は起立し、
チームメンバーに、
恥じらうこともなく、次の内容を相談しました。

 

「どうにもこうにも時間の確保ができない」

というそのままの悩みを、
当時のチームコンサルティング参加メンバーに、
相談をしたのです。

 

すると・・・。

 

ある女性。

 

その女性は、細身で小がら。

しかしながら、
目から力強さを放っていて、
独特のオーラのある方でした。

 

その女性が、
こんなふうに口火を切ってくれたのです。

 

女性:「小宇佐さん、何歳でしたっけ?」

 

小宇佐:「あ、32歳です」

 

 

次のひとことが。

次のひとことが、私の

当たり前の基準が一瞬で高まる

経験させてくれ、起業家人生を決めてくれたのです。

 

 

 

 

 

 

女性:

「32歳・・・???」

 

 

 

 

 

 

だったら寝ずにやれ!!!

 

 

 

 

 

 

「寝ずにやれ!!!」

「寝ずにやれ!!!」

「寝ずにやれ!!!」

「寝ずにやれ!!!」

「寝ずにやれ!!!」

「寝ずにやれ!!!」

 

この言葉が、
私の

「当たり前の基準」

を、一瞬で高めてくれたのですね。

 

たったひとことが人生を変える

 

「寝ずにやれ!!!」

 

 

 

 

 

 

言葉は厳しいですが、
当時の私には、

すべてが一瞬で腑に落ちた

のです。

 

「ファイナンシャルプランナーの
 ビジネスを安定させたい」

「家族との時間も大切にしたい」

「プライベートも楽しみたい」

「健康のために休暇も取りたい」

「きちんと睡眠時間を確保したい」

「新規事業にもチャレンジしたい」

「アレもしたい、コレもしたい」

なんて考えは、
ただ甘っちょろい考えだったのです。

 

 

「寝ずにやれ!!!」

このひとことが、
すべての問題を解決してくれました。

 

この女性のひとことが、
私の人生を変えてくれたと言っても
過言ではないです。

 

そして、今の私があるのは、
この女性のおかげです。

 

 

 

あなたは、どう感じたでしょうか?

 

 

決して、

「起業は大変なんだから、あなたも寝ずにやりなさい」

と、言いたいワケではないですよ?

 

 

ただ、もしあなたが、

「今までOLをやっていた時は、
 最高の月収が20万円だった。

 個人ひとりで起業して、
 無形商品のビジネスで、
 月商100万円を売り上げたい」

と、考えているなら。

 

今までと同じ考え、
今までと同じ動きでは、
今までと何も変わらない。

 

新たな高みを目指すなら、
その高みに届くのにふさわしい自分になるため、
しかるべき努力は必要でしょう。

 

どの努力の基準が、
100万円を得られる基準に、
大きく見合っていないモノなら、
いくらがんばっても、望む成果は手に入らない。

 

だから、当たり前の基準を高めましょう。

 

私は、そうお伝えしたいのです。

 

小宇佐の当たり前の基準を高めてくれた立役者とは・・・?

さて、

だったら寝ずにやれ!!!

と、21世紀最高の名言を、
言い放ってくれた、

「その女性」

とは・・・?

 

 

 

 

 

 

気になりますか?

 

 

 

 

 

 

その女性とは、

起業家のためのUSPプロデューサー

鉾立由紀さん

鉾立さんは、独立1年で月商880万円を達成し、
その経験をもとに、
すでに月商7桁を超える起業家を
次々と育成しています。

 

もうご存知の通り、
厳しいことを直球で言ってくださいます。

 

 

 

それは、

本当に相手のことを思っているから

だというのは、
小宇佐が身を持って、体験・体感済みです。

 

 

ちなみに、あれから5年経った今でも、

*2017年3月現在

鉾立さんと私は、
同じ師匠の元で学ぶ、
良きパートナーとして、
お付き合いさせてもらっています。

 

鉾立さんは当時のことを、

「あの時、『寝ずにやれ!』と言ったのは。

 小宇佐さんには奥さんもお子さんもいるのに、
 甘ったれた態度では、家族を守ることはできない。

 何より、ココで、
 小宇佐さんが当たり前を変えなければ、
 コレからの起業家人生、
 生き残っていけない。

 だから、ココロを鬼にして伝えた」

と、語ってくれています。

 

2017年3月28日追記

鉾立さんよりコメントいただいたので記載いたします。

(以下、鉾立さんより)

私の両親は共働きで、子供時代の多くを1人で過ごしました。だからこそ、お子さんを持っている方には力強く言いたいのです。

本気でやれないなら、家族の側にいてやってください、と。

家族がそこにいるからできないのではなく、応援してくれる家族がいるのだからこそ、全力で挑んでもらいたいです。

 

「豊かになりたい」

そう願う起業家のために、
彼女は本気で向かい合ってくれる、

ホントウにココロの暖かい人なんです。

 

あなたにも、

「当たり前の基準が一瞬で高まる」

という経験を、プレゼントできたら幸いです。

2018年1月22日追記

「寝ずにやれ!」
言葉のインパクトが強いこともあり、
ちまたでは、このエピソードが有名になりつつあるそうです。
 
「この記事を読んで、目が覚めました!」
とのお声もいただいております。
 
私が鉾立さんに
「本気のスイッチ」を押してもらえた恩を、
次の人に手渡したい。
 
この記事が、誰かの
「本気のスイッチ」を押すキッカケになっていれば、
記事を書いて良かったと想います。
 
 
その一方、
 
「やっぱり、寝ないでやらなきゃダメなんですね。
 私も寝ずにやります」
 
と決意し、
毎日1時間半睡眠くらいで
やり切ろうとする方がいらっしゃるようです。
 
その結果ムリがきて、生活ペースを崩し、
「私にはやっぱりムリだった」と、自己嫌悪に陥る。
 
 
 
これでは本末転倒転倒です。
 
私の真意は違いますので、
少し補足をしておきます。
 
 
「寝ずにやれ!」の真意について。
 
今、冷静に誤解なく言語化するなら、
 
「長い人生の中、ビジネスを立ち上げて3年は、
脇目も振らず、ビジネスに没頭してみては?
 
だからまず、1ヶ月は『まったく寝ずにやる!』くらいの覚悟をもって、
限界までチャレンジしてみては?」
 
このような意味だったと捉えています。
 
 
「寝ずにやれ!」と言われたからといって、
一睡もせずに過ごし続けたわけではありません。
 
1日3時間〜4時間半は寝ていましたし、
昼寝もしていました。
 
私はショートスリーパーではありません。
 
 
「寝ずにやれ!」の言葉をいただいて、一番の気づきは、
 
「寝ずに長時間労働すれば、
 成果が出ると気づけたこと」
 
では、ありません。
 
 
むしろ逆。
 
「寝ずに長時間労働するだけでは、
 成果が出ないと気づけたこと」
 
なんです。
 
 
どういうことかというと、
長時間労働をやりきったからこそ、
 
「あれ、もうこれ以上働けないぞ」
 
と、限界に気づけたんです。
 
「うーん、これだけやっても成果にならないってことは、
 何かやり方を変えなければならないんだ」
 
と、疑問を感じられたんです。
 
 
そこから私は、シゴトのしかたを変えました。
 
・優先順位の高いものからやる
・劣後順位の高いものはやらないと決める
・自分以外にできるものは人に任せる
 
 
やり方改善の創意工夫を重ねながら、
自分の能力を高めることに投資しました。
 
・ライティングスキルを高める
・人や社会のニーズをリサーチする
・人から応援されるパーソナリティを磨く
 
その結果、
労働時間を短縮しながら、
大きな成果を生み出せるようになりました。
 
ちゃんと寝る時間も取れるようになりました。
 
(その方法をシェアマーケティングで教えています)
 
まとめます。
 
「寝ずにやれ!」の意味は、
「寝ないでガッツと根性でやり続けろ!」
では、ありません。
 
 
言葉の真意は、
 
・起業当初は、時間の限界までやりきろう
(登り切らねば観えない景色がある)
 
・成果が出なければやり方を見直そう
(労力<生産力)
 
・新しいやり方を使いこなせるまでに能力を高めよう
(成功は成長の果実)
 
・お金という道具と、
 時間という自由を手にしよう
(選択できる人生)
 
・夢にチャレンジし続ける人生を歩もう
(1番大切な人から憧れられる人生を
 歩み・歩ませる)
 
ってことなんです。
 
 
誰かの「本気のスイッチ」を押すキッカケになれば幸いです。
この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

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