補助金・助成金・給付金などの受給を阻む3つの壁
「補助金・助成金・給付金など、聞いたことあるし、なんとなく良さそう。けど・・・二の足を踏んでいる」そんな方は多いのではないでしょうか。
それらの解決は、「補助金・助成金・給付金などの受給を阻む3つの壁」を知ることから解決の道筋が見えてきます。
この投稿は、2021年3月9日に投稿しておりますが、
3月8日には、「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」の申請受付が始まりました。
3月中には「事業再構築補助金」の受付が始まる予定です。
人によっては、大きなチャンスかもしれません。有効活用のためにも、今回は「3つの壁」をご紹介いたします。
1.受給に罪悪感を感じている
コレ、過去の私のパターンです。
自力・自走で黒字経営できてるんだから、他者からの施しは受けねえ!
的な考えですね。
私は価値観が変わりました。
社会的意義のある事業を、国が資金投入して応援してくれている。支給される資金を最大限に有効活用し、価値提供を最大化しよう!
と。
自社は仕入れや設備投資が要らないから、助成金は不要・・・
そう考えられていたら、少し想像力を働かせてみてください。
助成金の適用範囲は「広告費・外注費・専門家謝礼」などがあります。
- もし、あなたのSNSやブログ記事を、「広告費」を活用して、多くの人に届けることができたら?
- もし、あなたが日々書いているSNSやブログ記事を、「外注費」を活用して、プロのライターさんに外注できたら?
- もし、あなたの長年の悩みや、続けるのが苦痛な業務を「専門家」に相談して、5分で解決し、サクサク進めるようになったら?
次のような変化が得られるのではないでしょうか。
- 業務効率・生産性は爆上がり。
- まだ知られてない人へのリーチが増えて、顧客も売上も急上昇。
- 集客よりもサービス提供に時間や労力を投下できれば、お客様満足も向上。
- 顧客に喜ばれるビジネスなら、心理的にも大満足。
- 売上が上がれば納税額も増えて、社会貢献にもつながる。
そんな好循環サイクルが生まれるかもしれません。
今すぐ助成金の導入を最終判断をする必要はありませんが、「自力・自走で黒字経営できてるんだから、他者からの施しは受けねえ!」的な価値観が色濃い方は、「社会的意義のある事業を、国が資金投入して応援してくれている。支給される資金を最大限に有効活用し、価値提供を最大化しよう」の価値観をちょっぴりお試し導入し、助成金などがどんなものなのか?一緒に勉強するところから始めてみてはいかがでしょうか?
2.制度の理解や受給手続きが難解
コレは女性に多いように感じます。国や自治体、金融機関が各種制度を提供していますが、
- どれも難解でよくわからない。
- 制度をなんとなく理解しても、自社に当てはまるのかわからない。
- 必要書類の提示を求められても、何がどの書類なのかわからない。
- 事業計画が書けない。
- 書類提出にいったら頭も表情も硬い受付担当者で怖そう
- 専門士業に相談しても「こんな基本的なこともわかってないのか」と冷たい態度であしらわれそう
- 制度を理解するのも、書類を揃えるのも、事業計画を書くのにも時間がかかりそう。その時間確保が難しい。
- だったら受給に時間と労力を投資するよりも、今の本業で売上を上げた方がいい。
ざっとそんなところではないでしょうか。ですよねー。よくわかります。
このお悩みは「コミュニティ」で解決できます。
- 教えてくれる先生がいる
- 一歩先に進んでいる先輩がいる
- 同じように始めた仲間がいる
そんな「コミュニティ」で、質問・相談・ディスカッション・事例共有しながら進めれば、難しくて・つまらないタスクも、カンタンに・楽しくこなせるようになるかもしれません。
そもそも、補助金・助成金・給付金などの受給は、1社が1制度で受給するのは1回きりであることがほとんどです。1回しか使わないものに、時間や労力をかけるのはコスパが悪い。
「必要な箇所は専門家にお金を払ってサクッと解決し、自分は自分の専門分野に注力する」そんな「いいとこ取り戦略」でも良いのではないでしょうか。
3.受給資格がないと思い込んでいる
最近の助成金には「1年前か2年前に比べて売上が50%落ち込んでいること」などの条件が付帯されていることがあります。
売上右肩上がりだから、私は受け取れないな・・・
そう判断してしまうケースがあります。
しかし、創意工夫次第では、受給できる可能性もあります。
例えば「売上」の概念なら、「売上」というのは、「着金した日が当月の売上」と判断してしまいがちです。基本的にはそうなのですが、例外もあります。
コンサルティング業なら、「6カ月間のコンサルティングを前払いで4月に60万円入金した」というケースもあるでしょう。この場合、「4月に60万円の売上」と計上するパターンもありますが、「4月に受け取ったのは、毎月の売上の前受金」と計上している会社もあります。
前者なら「4月の売上は60万円」ですが、後者なら「4月の売上は10万円」となります。
補助金・助成金申請を機に、会計について勉強・見直ししてみるのもおもしろいのではないでしょうか。
みんなで一緒に乗り越えよう
以上、今回は「補助金・助成金・給付金などの受給を阻む3つの壁」をお伝えしました。
先述の通り、 この投稿は、2021年3月9日に投稿しておりますが、
3月8日には「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」の申請受付が始まりました。
3月中には「事業再構築補助金」の受付が始まる予定です。
もし、あなたもご興味があれば、補助金・助成金・給付金などについて、一緒に勉強しませんか?
中小企業診断士の鬼塚先生と、参加者みんなで勉強できるコミュニティをご用意しました。
有料化の予定ですが、先着20名ていどは、無料でご招待します。
以下からコミュニティにご参加ください
今回のコミュニティは「Band」というプラットフォームで開催します。「Band」とは、「匿名で使えるハイスペックなFacebookグループのようなもの」とイメージしてみてください。無料で使えますし、直感的にインストールできます。スマホでもパソコンでも利用できますが、スマホ推奨です。
事業再構築補助金チャレンジ
新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等を目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援するものです。
緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金チャレンジ
2021年1月に発令された緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動 の自粛により、売上が50%以上減少した中小法人・個人事業者等の皆様に、「緊急事態宣言 の影響緩和に係る一時支援金」 (一時支援金)を給付されるものです。