コンテンツ設計の最重要ポイントはゴールから逆算して考えること

前回の記事のつづきです。

商品の期間は
3ヶ月に設定すると
お客様側も
利用するイメージがわきます。

Oさんは、
早速3ヶ月後の
商品のゴール地点を
考えてみることにしました。

——

小宇佐:

「商品の3ヶ月後の
 ゴール地点は
 イメージできましたか?」

Oさん:

「はい!

 まず、3ヶ月後のゴールは、
 『サロンに集めたい理想のお客様』
 が明確になっていて、
 提供するアロマの基礎知識を
 習得できている状態に
 設定してみました。」

小宇佐:

「いいねですね!

 ゴール地点が設定できたら、
 次は何をすればいいと思いますか?」

Oさん:

「お客様の欲・悩みを、
 私のビジネスの、
 どの方法で解決できるのか?

 を、つなぎ合わせる。

 というところまでは行いました」

小宇佐:

「そうですよね。

 次は何を行いましょう?」

Oさん:

「順番にならべて、
 カリキュラムを作成してみる?」

小宇佐:

「そうです!

 順番にならべてみるのです。

 ただの思いつきで、
 商品を設計すると、
 盛り込みすぎてしまうことが
 多いのです。

 あれも伝えたいし、
 これも伝えたい」

Oさん:

「なるほど・・・」

小宇佐:

「お客様のためを思って、

 あれも、これもと、
 どんどん盛り込む。

 すると、お客様は、
 消化しきれないのです。

 結果、お客様の満足度は
 下がってしまうのです。

 お客様に教えすぎてしまうことに、
 気をつけましょう。

 適正量が大切だということです。

 イタリアンレストランに行って、
 お茶碗いっぱいに、
 日本昔ばなしみたいなごはんが出てきたら、
 どう感じますか?」

Oさん:

「他の料理が食べられません・・・」

小宇佐:

「そうですよね。

 多けりゃいいっていう
 もんじゃないのです。

 伝えるべきコンテンツは、
 起業家が考えている量の半分以下にする。

 これが、お客様にとって、
 ちょうどいいめやすです」

Oさん:

「そうなんですね・・・。

 私、今まで伝えすぎてたと思います」

小宇佐:

「では、どうやって、
 コンテンツを順番にならべていくか。

 実はとても単純なんです」

Oさん:

「はい」

小宇佐:

「お客様に3ヶ月後のゴールを
 達成してもらうために、
 お客様がやっていくべきことは、
 たくさんありますよね?」

Oさん:

「はい」

小宇佐:

「そうです。

 例えば、
 自宅でアロマサロンを
 開業したい人は、
 まず何からはじめたらいいですか?」

Oさん:

「そうですね、
 自分にとっての
 理想のお客様を
 明確にすることからです」

小宇佐:

「なるほど。

 では、自分にとっての
 理想のお客様を
 明確にするために、

 具体的に、
 何から始めたらよいのですか?」

Oさん:

「そうですね・・・。
 
 アロマで
 どういったことができるのか?

 という基礎知識を学ぶ必要があります」

小宇佐:

「なるほど。

 基礎知識を学んだあとは、
 何を行いますか?」

Oさん:

「自分自身が
 過去に悩んだことや、
 身の回りの人が
 悩んでいることを、
 洗い出します」

小宇佐:

「なるほど。

 と、まあ、
 こんな感じで、
 ゴールから逆算し、

 行なうべき
 ステップを洗い出すのです」

Oさん:

「わかりました!」

小宇佐:

「大切なので、
 繰り返しお伝えしますね。

 ゴールから逆算し、
 行なうべき
 ステップを洗い出すのです」

Oさん:

「わかりました!」

Oさんは今日も、

すっきりした表情で、
スマホで何かを検索しながら、
その場を去って行きました。
 
 
 
続きます。
この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

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