危うく逮捕されるところでした。

2015年9月1日のできごとでした。

 

まだまだセミが元気で、
耳をつんざく鳴き声が、
より暑さを感じさせたころのできごとです。

 

私は、名古屋に住んでおり、
名古屋市内中心部については、
自転車で移動しています。

 

 

前日の8月31日、
自転車で栄町まで出かけていました。

 

ジャズピアノ教室主催の、
ピアノライブ懇親会に参加していたんです。

 

 

その最中に、
バケツをひっくり返したような、
大雨が降ってきました。

 

「コレでは、自転車では帰れないな・・・」

そう思い、自転車を置いて、
電車で帰宅したんですね。

 

翌日はよく晴れていました。

電車に乗って、
自転車を取りに行ったのです。

 

電車を降り、名古屋の地下通路を歩き、
地上に出て、懇親会場の目の前に、
自分の自転車を見つけました。

 

見つけた私の自転車に、
いつも通り、カギを差し込んだのです。

 

 

 

しかし・・・。

 

 

 

 

 

 

開かない。

 

カギはきちんと刺さるのですが、
なぜか開かないのですね。

 

「刺さりが弱いのかな?」

 

そう思い、
手に持っていたカバンを地面に置きました。

左手で自転車のハンドルを持ち、
自転車を安定させ、
右手でカギを抜き差ししてみました。

 

 

でも・・・。

 

 

 

 

 

 

開かない。

 

 

 

 

 

 

「角度が悪いのかな?」

そう思い、

カギが束ねられている
キーホルダーから、
自転車のカギのみを取り外す。

そして、再度カギを出し入れしてみました。

 

でも・・・。

 

 

 

 

 

 

開かない。

 

 

 

「昨日の雨で、
鍵穴が錆びついてしまったのかな?」

そう思い、強弱をつけたり、
角度を変えたり、ちょっと休憩したりして、
何度もチャレンジし、
自転車と格闘すること15分。

 

 

でも・・・。

 

 

 

 

 

 

開かない。

 

 

 

そろそろ、焦り始めます。

 

 

なぜなら、あと15分で、
約束の時間になってしまうから。

人に紹介してもらい、
何とか予定を調整してもらい、
3週間前から約束していた大切なアポイント。

 

 

このまま、自転車の前で、
鍵を開けることに時間を取られていたら・・・。

 

次の予定に間に合わない

 

 

 

そのように判断した私は、
次のような選択肢を頭に浮かべました。

 

・日を改めて、再度鍵開けにチャレンジする

・自ら自転車のカギを壊す

・自転車屋さんを呼ぶ

・車で自転車を取りにきて、自宅まで運ぶ

 

 

(どうしよう・・・)

 

 

私は、

 

・自ら自転車のカギを壊す

 

ことを決めて、
手頃な石を探そうを、
あたりを見渡しました。

 

 

 

ふと・・・。

 

 

 

 

ここで私は、

あることに気づきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は自分の自転車に、
駐輪場のステッカーを貼っていたのですね。

 

しかし、

目の前の自転車には、
ステッカーが貼っていなかった

のです。

 

 

 

 

ここで、私は、ふと思いました。

 

 

 

 

 

 

「目の前の自転車は、
私の自転車ではないのでは?」

 

 

 

 

 

目の前の自転車を離れ、
ズラッと横に並んだ自転車を、
一台一台見て行きました。

すると・・・。

 

 

 

 

ありました。

 

まったく同じカタチ、
私のステッカーが貼ってある自転車が。

 

 

 

そうです。

 

 

しばらくカギを
ガチャガチャとやっていた自転車は・・・。

 

私とまったく同じ形の自転車で、
私の自転車ではなかった
のです。

 

 

新たに見つけた私の自転車に、
カギを挿入したところ、

 

「カシャ」っという心地良い音とともに、
軽い手触りでカギが開きました

 

(めでたし、めでたし)

 

このお話は、
実際に私が体験・体感した実話です。

 

あやうく自転車泥棒になり、
逮捕されるところでした。

 

この経験は、
起業家の行動にも置き換えられます。

 

どういうことかというと、

問題の本質を間違っていては、
見当外れな解決策しか思いつかない

と、いうことです。

 

 

 

今回の自転車のできごとについて、
問題の本質は、

「目の前の自転車が、
 自分のモノではないこと」

でした。

 

「目の前の自転車が、
 自分のモノではないこと」

に、気づかなければ、

「カギが壊れた」

と、思い込んでしまうのです。

 

 

 

「カギが壊れた」

と、思い込んでいたら、
目の前の問題の解決策は、

・日を改めて、再度鍵開けにチャレンジする

・自ら自転車のカギを壊す

・自転車屋さんを呼ぶ

・車で自転車を取りにきて、自宅まで運ぶ

といった、ピントはずれのモノになります。

 

どの解決策を選んでも、
問題の解決にはつながらない

のです。

 

 

問題の本質は、

「目の前の自転車が、自分のモノではないこと」

 

解決策は、

「ホントウの自分の自転車を探すこと」

です。

 

 

起業家に置き換えてみましょう。

「知られていないことが問題だ」

と思い込み、

・ポスティングの枚数を増やす
・PPC広告を出す
・Facebookでいいね!を増やす

という行動をしても、
成果が出ない

 

そうだとしたら、
問題点を正しく見極められていない
可能性があります。

 

ホントウの問題点は、

「お客様に商品・サービスの価値が伝わり、
 欲しがられる言葉になっていないこと」

だったりします。

 

 

 

そうだとしたら、

「お客様に商品・サービスの価値が伝わり、
 欲しがられる言葉にすること」

が、最優先で取り組む課題なワケです。

 

 

 

あなたは、
ご自身が最優先で取り組むべき、
「ホントウの問題」

を、明確に認識できていますか?

 

 

 

 

起業家・経営者にとっての、
最大の問題は、
集客の問題です。

 

集客の問題の原因は、
5つしかありません。

 

そもそも1
そもそも、そんな商品を欲しいと想わない

そもそも2
そもそも、あなたや商品の存在を知らない

そもそも3
そもそも、あなたや商品を信用・信頼できない

そもそも4
そもそも、その商品を買えない

そもそも5
そもそも、挑戦的に考動していない

 

あなたの、
集客の問題がどこにあるのか?

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集客の問題を解決する時には、
あることが認められています。

 

 

それは、

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ということです。

 

 

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コーチ、コンサルタント
整体師さん、鍼灸師さん、
理学療法士や整骨院、

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お母さん向け子育て教室など、

実際に集客の問題を解決してきた、
実例をベースに、
あなたの集客の宿題を、
一緒に片付けてまいります。

 

 

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この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

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