今の時代に、
時代遅れの価値ばかりを
提供している起業家
が目につきます。
おはウォリございます。
バイラルメイクプロデューサー
小宇佐拓宏(こうさたくひろ)です。
ただのモノを売っていませんか?
ただの情報・ノウハウ・スキルを
売っていませんか?
時代が変わり、
求められるモノが変わっているんです。
感情、感動、気づきが重宝される。
だから、
「共感の達人になろう!」
私は、声を大にして、
そう言いたいのですね。
では、
共感(感情、感動、気づき)を即・発信し
お金をかけずに瞬時に多くの人に届けるには、
どうしたらよいのか?
その方法が
「シェア」
なのです。
すでにこの流れに気づいている企業は、
時代の流れに合わせたプロモーションを、
画策しています。
どんなプロモーションアイデアがあるのか?
例えば、スターバックス。
2010年、
同社はマイカップの使用を促す
国際的なアイデアコンペを実施しました。
なぜなら、北米では毎年、
580億個の紙コップが廃棄され、
2000万本の木と
120億ガロンの大量の水が
使われている背景があったからです。
このコンペには、
世界中から多くのアイデアが寄せられました。
例えば、紙コップを紙よりも、
環境に優しい素材に変えるとか、
マイカップを携帯しやすくする
折り畳みのアイデアとか、
マイカップを使うことで
ポイント制にする
などなど・・・。
あなただったら、
どんなアイデアを生み出しますか?
その中で、
優勝したアイデアは、
一風変わったコンセプトのものでした。
コンセプトは、
A shared problem. A shared reward.
(問題を分かち合い、報酬も分かち合おう)
具体的には、
こんなシステムです。
お客がマイカップを持参すると、
店のスタッフはその都度、
黒板にチェックを記入する。
そして10人目や20人目などの
キリ番になった人は、
飲み物が無料になる
そんなアイデアでした。
マイカップを使うことでポイントがたまり、
飲み物が無料になるアイデアはすでにあります。
優勝したアイデアが優れているのは、
ポイントというインセンティブが
個人に対するものではなく、
マイカップを使う人たち
全体に対して積み重なっていく
ってことにあります。
本来なら、ポイントは、
個人に蓄積されていったほうが
公平な気がします。
全体に蓄積されるシステムだと、
初めてその店に来て飲み物を買った人が、
無料に当たるなんてこともあるでしょう。
ソコがおもしろいところなんです。
自分のためにではなく、
見えない誰かのために努力する。
そして、
このキャンペーンへの参加は、
紙コップの削減へとつながり、
社会貢献、ソーシャルな活動です。
社会貢献のために、
マイコップを持参するんです。
すると、
そこにある種の心地よさが生まれますよね。
「なんかいいことしているなあ」
って感想です。
もし、自身が当選したら、
「無料当たりました!
日ごろの行いが良かったから?」
って、投稿したくなるでしょう。
もし、自身が当選を目撃したら、
「目の前で人が幸せになる姿に
貢献できました」
って、投稿したくなるでしょう。
お気づきでしょうか。
このアイデア、
モノを売っているわけではなく、
情報・ノウハウ・スキルを
売っているのでもないのです。
あなたは、
ただのモノを売っていませんか?
ただの情報・ノウハウ・スキルを
売っていませんか?
時代が変わり、
求められるモノが変わっているんです。
感情、感動、気づきが重宝される。
だから、
「共感の達人になろう!」
私は、声を大にして、
そう言いたいのです。
次回に続きます。