あまりにも多いので、ハッキリ伝えておきますね。
「認知度を高めても、集客できません」
おはウォリございます。
クチコミプロデューサー
小宇佐拓宏(こうさたくひろ)です。
私のもとに相談に来られる中で、
そうとう多い相談内容があります。
「自分の商品・サービス、教室やお店の認知度が低いため、集客ができません」
ハッキリ言います。
「認知度を高めても、集客できません」
過去に相談に来られた、世田谷区千歳烏山で、
トールペイント教室を運営される女性起業家も、
このように悩むひとりでした。
*
本人が特定されないよう、
名前や地名はフィクションです。
教室歴7年。
売上は月に5万円〜10万円。
家賃が7万円。
コレじゃ、赤字ですよね?
ご主人の収入と、
今までの貯蓄を切り崩しているそうですが、
このままじゃ、何も好転しません。
ハッキリ言います。
「認知度を高めても、
集客できません」
なぜか?
個別相談では、
こんな流れで、
ご自身の問題に気づいていただいてます。
ちょっと
ボリュームのある内容となりましたが、
とても重要です。
「自分の集客の問題は、
認知度の低さにある」
って、
カンチガイしている可能性のある人
は、しっかり読み進めてくださいね。
(ここから)
小宇佐:
「石川さん(仮名)は、
トールペイントの教室を
やってらっしゃるんですね。
ブログ拝見しましたら、
私のような素人でも、
心が揺さぶられる、
作品の可愛さを感じました。
さて、いい作品を作っていて、
きっと人当たりも良く、
生徒さんに教えられそうなのに、
なぜ、集客でお悩みなのでしょうか?」
相談者石川さん:
「はい、認知度が低いからです」
そうなんですね。
多くのみなさんが、
認知度低いっておっしゃいます。
まず、誤解のないように、
認知度とは何か?
ココを確認しましょう。
「知名度」は字のとおり。
「名前」を「知っている」度合い。
つまり、
それが何であるのか?
あなたが何をやっているのか?
理解・認識されてなくても、
名前を知られていれば、
知名度は高いってことになります。
小宇佐の場合だったら、
『あー、あのウォーリーの小宇佐さん』
って言われれば、知名度があるってことです。
一方、
「認知度」も次の通り。
「認識」して、「知っている」度合い。
それが何であるのか?
あなたが何をやっているのか?
理解・認識されていて、
名前を知られていれば、
認知度は高いってことになります。
小宇佐の場合だったら、
『あー、あの、
クチコミプロデューサーで、
ウォーリーの小宇佐さん』
って言われれば、認知度があるってことです。
ここまでオッケーでしょうか?」
相談者石川さん:
「はい、大丈夫です」
小宇佐:
「では、改めて、確認しましょう。
『石川さんは、
認知度が低いから集客できない』
っておっしゃいましたよね。
じゃあ逆に、
認知度が高まれば、
集客できるってことですかね?」
相談者石川さん:
「はい、そうです」
(たいていココでは、
怪訝な顔されます)
小宇佐:
「分かりました。
さて、今、私たちは、
渋谷のカフェにいますよね?
ココにいるお客さん、
150人くらいでしょうか。
では、例えばもし、仮に・・・。
私がコノ店の店長さんに許可を取って、
『全テーブルで、5分ずつ、
石川さんのトールペイント教室の概要を、
説明して回らせてください』
と、お願いしたとしましょう。
そして、許可が取れた!
そう仮定しましょう。
そしたら石川さんは、
全テーブルで説明してまわります。
ココまでだいじょうぶですか?」
相談者石川さん:
「はい、だいじょうぶです。
実際まわるとなると、
大変そうですね・・・」
小宇佐:
「ええ。そうです。
せっかくのチャンス、
がんばってください!
妄想の中でですけど^^;
そして、全テーブル周り終えた時。
認知度は上がってますか?
変わらないですか?下がってますか?」
相談者石川さん:
「認知度は上がってます」
小宇佐:
「そうですよね。
認知度上がりました。
さて、イメージしてみてください。
集客できるようになってるでしょうか?」
相談者石川さん:
「うーん、
多くの人は、
『興味ない』
って言いそうです」
小宇佐:
「かもしれませんね。
ただ、150人いたら、
2、3人は、興味ある人もいませんかね?」
相談者石川さん:
「はい、いるかもしれません」
小宇佐:
「では、ちょっと興味ある人が、
こんな風に聞いてきたら、
石川さん、どうしますか?
『今、ちょうど、
トールペイント教室探してたんです。
下高井戸の〇〇教室がいいかな?
そう考えてたんですけど、
あなたの教室の特徴ってなんですか?』
って」
相談者石川さん:
「『わかりやすさや、居心地、
できるまでちゃんと
フォローするところです』
って答えます」
小宇佐:
「そしたら、
『そうなんですねー。
下高井戸の先生も、
同じこと言ってましたね。
さらに、下高井戸のほうが、
ちょっと安いみたい』
って言われませんかね?
どうしましょう?」
相談者石川さん:
「(しばし熟考)
・
・
・
その人、ウチには来てくれませんね」
小宇佐:
「はい、残念ですが、
そうでしょうね。
ちょっと振り返ってみましょう。
石川さんが、
認知度が高まれば集客できる
そうおっしゃるから。
店長に許可を取る。
150人に伝えてまわる。
興味ある人を見つける。
興味ある人と会話する。
ココまでそうとう大変ですよね?
今回は、妄想でしたけど。
にも関わらず・・・。
最後に他社に負ける。
今回、
あえて極端な例え話をしました。
ただ、基本的には、
今まで石川さんがやってこられた集客も、
同じ流れで。
がんばっても、がんばっても、
結局成果にならない。
そうじゃないですか?」
相談者石川さん:
「(うつむきながら、
落ち着かずに指を動かしながら沈黙)
・
・
・
・・・そうです」
小宇佐:
「では、
認知度上げること。
今、最優先で行うことでしょうか?
ホントの問題は、
どこにあるんでしょうね?」
相談者石川さん:
「今、ちょっとショックで混乱してます」
小宇佐:
「はい。
今まで考えたことに直面すると、
人は混乱するんです。
けど、あえて、
今日は、いじめてみましょう。
誰をいじめるって、
石川さんを。
・
・
・
ではなくて・・・。
石川さんが、
ふだん使わない脳ミソを
いじめてみましょう。
ココまでお話しできたから、
直球でお伝えしますね。
石川さんの問題点はズバリ・・・。
ふつう。
ありふれてる。
ほかと同じ。
つまんない。
そういうことじゃないですか?」
相談者石川さん:
「返す言葉もありません。
その通りです」
小宇佐:
「厳しいことを伝えましたが、
この問題を直視して、自覚しないと、
いくらがんばっても、
成果につながらないんです。
だから、
ホントウの問題は、
認知度が低いことじゃない
ってこと。
受け止められましたか?」
相談者石川さん:
「今までなんで
気づかなかったんだろう・・・。
目が覚めました!
バンバンお願いします!」
小宇佐:
「オッケー!
では、先に進みましょう!
まず、どうしたらいいのか?
キーワードは、
『人と違ったモノの見方・捉え方に、
新たな価値は生み出しやすいモノ』
唯一無二で、
シェアされるビジネスを創るには・・・。
(つづく)」
(ここまで)
いかがでしょうか?
「問題が見つかれば、
すでには半分以上解決したようなモノ」
多くの人は、
自身の問題を正しく認識できてません。
だから、そのままでは、
いくらがんばっても成果にならないのです。
「私、自分の問題を、
正しく捉えられてないかも」
そんな方は、相談に来てくださいね。