アメフト事件から学ぶ起業家の自戒ポイント

起業家は、
今回のアメフト事件から、
何を学べば良いのか?

 

おはウォリございます。

クチコミプロデューサー
小宇佐拓宏
(こうさたくひろ)です。
 

 
 
 
関学大の選手に
悪質なタックルを仕掛けて
負傷させた日大の選手の記者会見、
ご覧になりましたか?
 

すでに、反則行為に至る経緯や、
それが監督、コーチの
指示だったことなどは

報じられているため、
ここでは詳細は省きます。

 
 
議論されているのは、

大学・監督・コーチの

問題意識の欠如と、
日大選手の謝罪対応との
対比です。
*この記事を書いている間に、

日大アメフト内田監督
「14分の自供テープ」

悪質タックル指示の
決定的証拠を公開【先出し全文】

なるニュースも
飛び込んできました^^;

 
 

私も日々、
門下生を抱え、
指導・先導する立場です。

日大運営陣の失敗と、

同じ失敗をしないように、
 
今日は、
自戒の意味を込めて書きますね。
 
 

今回の事件で、
様々な問題があるのですが、

そのうちのひとつは、

 
指導陣が、

「時代と共に変化する、
 『手段を目的』を
 はき違えてしまった」

私は、ココに注目しています。

 

文部科学省は、
平成23年に、

「スポーツ基本法」

を、制定しています。

スポーツは、
世界共通の人類の文化である

この言葉から始まり、
次のように続いています。

(一部抜粋ここから)

スポーツは、時代を担う青少年の体力を向上。

他社を尊重しこれと協同する精神、
公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培い、
実践的な思考力や判断力を育む等人格の形成に大きな影響

(一部抜粋ここまで)

つまり、

スポーツは「人の変化・成長」
のために、行われるものである

と、明確に定義されているのです。

 
(今は)
 

「勝つことこそがすべて、
 手段を選ばず勝ちに行け」

とは、書いていないのです。

 
(今は)
 
 

つまり、

スポーツの目的:
人の変化・成長

スポーツの目的を達成する手段:
(変化・成長のために)勝利を目指す

な、ワケですよね。

 
 
しかしながら、

「スポーツの目的が、
 『人の変化・成長』だなんて、
 そんなの、キレイごとだ。

 勝たなければ意味がない」

日大の監督は、
そう考えていたのでは
ないでしょうか。

 
(昔は、みんな、
 そうだったかもしれませんが、
 今は時代が変わったのに)
 
 
 

スポーツの世界に限らず、
「勝者には多くの報酬」が、
与えられますし、

その報酬を、
ひとつの原動力として、
日夜研鑽するのは、
スバラシイと感じます。

しかしながら、

「勝つためなら、
 何をしてもいい」

は、もう許されない。

 

このように、
時代が変化したと感じます。

 

では、起業家は、

今回の事件から、
何を学べば良いのか?

 
私は、こう論じます。

「時代と共に変化する、
 『手段を目的』を
 はき違えないこと」

だと。

 

つまり、

ビジネスの目的:
お客様の欲・問題を満たすこと

ビジネスの目的を達成する手段:
(欲・問題を満たす、
 数や質を高めるために)

売上アップ・利益アップを目指す

この

『手段と目的』

が、非常に重要だと想うのです。

 
 

一昔前は、

「とにかく大きな売上・利益」
「そのための手段は選びません」
「粉飾決算も辞さない!」

といった風潮が
あったように感じます。

 
 

売上大=いい会社
高収益=いい会社
キレイな決算書=いい会社

その業務の詳細な内情は問われない

(というより、
 確認する術が、あまりなかった

こんな時代だったように感じます。

 
 
しかし、
 
今の時代はアウトです。

ルール違反は、バレます。

 
 

いくら大きな売上を上げていても、

その内情が、
 
お客様の大満足
 
の対価として、
生み出されたものでなければ、
認められづらい時代。
 
 
 
 
ですので、これからは、

お客様の欲・問題を満たすこと

を、真摯に、愚直に行わなければ、

起業家として、
生き残っていけない

と想うのです。

では、

お客様の欲・問題を満たすこと

を、どうやって証明すればいいのか?

その具体策が、

「お客様の声」であり、
「成果事例」である。

 
 
 
「シェアマーケティングの需要が、
 より高まりそうな時代に
 なってきたなあ」
 
そんなことを感じた、
今回の一連の事件でした。

 
 
 

あなたは、
どのように感じましたか?

今回の事件についての見解など、
ご返信いただけると嬉しいです(^^)

 
この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

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