鳥井謙吾さんに学ぶ“起業に失敗しない考え方”

起業の方法を学ぶ前に知りたい失敗しない考え方

起業・集客コンサルタント
鳥井謙吾さんに聞く!

「ぶっちゃけどうよ???」

起業一年目の憂鬱
対談インタビュー

このインタビューでは、
起業して一年目の経営者に向けて、

「ぶっちゃけどうよ?」

のインタビューを行っています。

 

今回は、

「コストゼロで
素人を好きなことで起業させる」

という起業・集客に関する
コンサルティングをされている、

鳥井謙吾さん

鳥井アイキャッチ2

にご登場いただきました。

 

独立して、「全て独学」 であるにも関わらず、

  • 立ち上げから3ヶ月で見込み客を月間300名以上集めるブログを構築
  • 独自の動画コンテンツをメルマガ3通の告知だけで100本販売
  • さらに、allabout系のメディアから執筆依頼を受ける

という実績を生み出されています。

  • 起業した人が、一年目にどうしたらいいか?
  • 起業したての人が、何に気をつけておけばいいか?
  • 起業予定の人が、何を準備すればいいか?
  • 起業したいけど迷う!という人は、自分は起業したほうがいいのか?

こんなお悩みを解決する、
ひとつのヒントになれば幸いです。

それではさっそく、
インタビューを見ていきましょう。

 

Q4.先が見えないことってありましたか? もしあったのなら、その時に心がけていたことは、何かありますか?

 

鳥井鳥井

ありまくります(笑)

 

小宇佐小宇佐

おお~、ぶっちゃけありがとうございます。
気になりますね!

 

鳥井鳥井

起業もそうですが、
そもそもサラリーマンやってようが
先が不明瞭な世の中になってきました。

誰も人生の保証らしきものを提供してくれない、
そんな社会です。

先が見えなくて不安が襲ってくることは、
しょっちゅうあります。

起業したら、毎月もしくは毎日、
そういった不安に襲われるかもしれません。

もちろん人によるでしょうが。

 

小宇佐小宇佐

少しでも不安を和らげるコツはありますか?

 

鳥井鳥井

僕はそういった時に、常に

「全て失ったときのこと」

を考えるようにしています。

一つ一つ、今持っているものを
失ったときのことを想像していきます。

 

「会社が倒産する」
⇒その場合は、サラリーマンをやり直すか。。。
100社くらいに自分を売り込むか。

「家を失う」
⇒その場合は、激安のアパートにでも転居するか。。。

「家庭を失う」
⇒新しく家庭を築くか。。。

「友人を失う」
⇒新しく友人を作るか。。。

こんな感じです。

それを心の中でイメージして、
起こった場合を受け入れます。

そして、実際に起こってしまっても、
それを楽しめるかどうかを考えます。

常に最悪のケースをリアルに想像して、
それを覚悟して受け入れる訓練みたいなものです。

 

小宇佐小宇佐

鳥井さんの口調は、
いつも切れ味スルドイですよね。

その背景には、
こんなシミュレーションと覚悟があるのですね。

 

鳥井鳥井

そして、そうならないように
毎日を努力するんだと日々決意します。

是非、一度やってみてください。

 

小宇佐小宇佐

私もやってみます。

 

鳥井鳥井

意外と、必死に守っているものが
大して重要ではないことに気付くかもしれません。

 

Q5.今現在、何かしらの「恐れ」はありませんか? 仕事、家庭、将来など、自由なテーマでお聞かせください。

 

鳥井鳥井

「恐れ」

とは想定力の欠如だと思っています。

「こうなったらどうしよう」

というのは、

「こうなったらこうしよう」

という形に全て想定できていれば、恐れは無くなります。

 

小宇佐小宇佐

起こる前に、シミュレーションしておくのですね。

 

鳥井鳥井

経営や投資の運営にも繋がる部分ですが、
結局はリスクヘッジを
どれだけできるかなのです。

リスクを想定できないから、
常に漠然とした不安に襲われる。

リスクに対して
対応案を出しておかないから、
常に不安として認識が残ってしまう。

リスクは、想定できた時点で
リスクではなくなります。

対応ができますから。

仕事の恐れとは具体的に何でしょうか?

 

小宇佐小宇佐

なんでしょうね???

 

鳥井鳥井

くだらないことで
上司に怒られることでしょうか。

それなら、上司にコーヒーでもかけて
転職してやればいいのです。

極論ですが。

 

小宇佐小宇佐

鳥井さん、実際にやったことありそうですね。

 

鳥井鳥井

家庭の恐れとは何でしょうか?
将来の恐れとは?

具体的に一つ一つあげていくことで、
確実にリスクはヘッジできます。

 

Q6.「やっぱり、独立しなきゃよかった!ちきしょー!」 と思うときってありますか?それは、どんなときですか?

 

鳥井鳥井

ほとんどありません。

働く時間も、場所も、収入も、
仕事の内容も全て自分で決められます。

最高です。

 

小宇佐小宇佐

「最高です」

っていいですね。

この記事を読んでいる方で、

「最高です」

と言える方は、
どのくらいいらっしゃるんでしょうね?

 

鳥井鳥井

ただ、若干孤独です。

職場という概念が無いので、
友達を作ろうとしないと出会いが減りますね。

 

Q7.「他のコンサルタントとの違い」 という点で、意識していることはありますか?

鳥井鳥井

顧客をリリースすることです。

 

小宇佐小宇佐

リリースですか。

 

鳥井鳥井

正直、色々なコンサルタントのやり方を見ていても、
リリースに対する意識が低い気がします。

ずっと自分の周りに人を囲い込んで、
その人達にちやほやされてるのを
楽しんでいるように見える人がいる。

名前を出しませんけど。

 

小宇佐小宇佐

リリースとは、
手放す。
卒業させる。
こんな意味合いですね。

 

鳥井鳥井

教育とは、
本人の自立が目的だと考えています。

自分がずっと必要になってしまう構造を
とること自体がおかしい。

そういった意識が無くても、
自分の周りに同じ人が
ずっと滞在してしまっている時点で
それを見直すべきだと思っています。

さっさと自立しろと言わないと。

僕が素敵だなと思うコンサルタントの方は、
すべからく

「自分を超えさせる」

ことを目的にしています。

僕も、それを意識して
コンサルティングを行うようにしています。

だから、月々の契約を取るような形は
僕のメニューにはありません。

仕組みやインフラの設計と、
それを扱うスキルを伝授したら、
自分の元からさっさと巣立ってもらっています。

 

次回は・・・。

2013年12月13日(金)にお届けいたします。

この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

小宇佐拓宏(こうさたくひろ)をフォローする
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