好きなことで起業するための3条件

「好きなことで起業する」は実現可能なのか?

相談に来られる内容で多いのが、

「好きなことで起業して、
 クチコミを起こしたいんです」

という内容です。

 

 

おはウォリございます。
クチコミプロデューサー
小宇佐拓宏(こうさたくひろ)です。

 

私は、
こういう相談に来られた方には、

「その考え方のままなら、
 起業はやめておきましょう」

と、お伝えしております。

 

 

「好きなことで起業しよう!」

大変、耳障りのよい言葉ですよね。

 

 

ただし、
この意味を履き違えると、
大変なことになる危険性があります。

 

 

なぜなら、

「好きなことで起業する」

この発想だけでは、

「うまくいかないかもしれない」

からです。

 

 

本日は、

好きなことで起業するための3条件

を、お伝えします。

 

ビジネスを成立させるために外せない本質

まず、ビジネスの本質を確認しておきましょう。

 

 

ビジネスの本質は、

欲を満たすこと
問題を解決すること

この条件を満たしてこそ、
成立するというのが大前提です。

*理解を深めたい方はこちらをクリック

【重要】起業家が絶対に外せない「ビジネスを成立させる必要十分条件」
金持ち起業家と貧乏起業家の違いとは? 私のまわりには、 2つのタイプの起業家がいます。 1つのタイプは、 あるビジネスを起ち上げると、 お客様が集まり、お客様に喜ばれ、 売上が上がり、成功をおさめる。 そして新たに別のビジネスを立ち上げると...

 

ビジネスの本質を
理解いただいた前提で、
話を進めますね。

 

 

ビジネスを成立させる3つのポイント

まず、

「自分の好きなこと」
=「自分のやりたいこと」

から、スタートしてみましょう。

 

この「★」が、
やりたいことだったとします。

図だとこうなります。

 

ビジネスを成立させるには、

欲を満たすこと
問題を解決すること

つまり、

求められること

が、必須になります。

 

つまり、

「好きなこと」

が、

人から
「求められること」

を満たさなければ、
ビジネスとして成り立たないのです。

 

 

では、別のパターン。

「好きなこと」
=「やりたいこと」が、
この位置にあったとしましょう。

この場合であれば、

「好きなこと」

が、

人から
「求められること」

を満たすことになります。

コレだったら、
ビジネスは成立するかもしれませんね。

 

 

ただし、
クリアしなければならないポイントが、
もうひとつあります。

 

 

そのポイントは・・・。

 

 

 

「できるかどうか」
 
です。
 
 
 
 
「好きなこと」
 
が、
 
人から
「求められること」
 
だったとしても、
その問題を解決することが
 
「できない」
 
としたら。
 
 
 
 
それは、
あなたのビジネスにはなりません。
 
 
 
 
 
もし、あなたが研究を重ね、
スキルを身に付けて、
 
「できること」の領域を広げれば。
 
 
 
そこで初めて、
ビジネスとして成立させられるのです。
 
 
 
 
 
話を整理します。
 
 
 
 
 
ビジネスを成立させるには、
 
欲を満たすこと
問題を解決すること
 
つまり、
 
求められること
 
が、必須。
 
 
 
 
「好きなこと」が、
「求められること」であり、
かつ、「できること」でないければ、
 
ビジネスとしては成立しない
 
ということなのです。
 
 
 
 
 
 
「好きなこと」を持っているのは、
とてもスバラシイことです。
 
 
 
 
ただし、
「好きなこと」
にこだわりすぎると、
 
そのことが
 
「求められること」なのか?
「できること」なのか?
 
というジャッジをすることなく、
妄信的に突き進むことになります。
 

「好きなことで起業できちゃった!」が起業初心者を惑わす

「好きなことで起業したい問題」
少しやっかいな点があります。
 
 
それは・・・。

 

 
「好きなことを進めていたら、
 ソレがビジネスとして
 成功してしまう人もいる点」
です。
自分のやりたいことが、
たまたま「求められること」で、
たまたま「できること」だった場合。
 
コレはビジネスとして成立します。
 
だから、この姿を見て、
「Aさんは、好きなことをやって成功した。
 だから、私も同じようにやろう!」
と、マネする人がいるのです。
 
Aさんのマネをした人は、
うまくいくかもしれません。
 
ただし、
うまくいかない可能性が高いです。
 
なぜなら、
Aさんは、好きなことをやって成功した。
 
のは、
たまたま。
 
ラッキーパンチだからです。
 
再現性はありません。
 
 
うまくいく確証が得られないのに、
コトを進めるなんて、
私にはできませんし、させられません。
 
 
ですので私は、
 
「好きなことで起業して、
 クチコミを起こしたいんです」
 
こういう相談に来られた方には、
 
「その考え方のままなら、
 やめておきましょう」
 
このようにお伝えしているのです。

 

好きなことをビジネスにする3ステップ

では、

好きなことを
ビジネスにすることはできないのか?

 

 

ビジネスを
生み出す順番を変えることで、

好きなことをビジネスに、
できるかもしれません。

 

 

では、どうしたらいいのか?

 

では、

好きなことを
ビジネスにすることはできないのか?

 

 

ビジネスを
生み出す順番を変えることで、

好きなことをビジネスに、
できるかもしれません。

 

 

以下のステップで進めると、

好きなことをビジネスに

することができるでしょう。

 

 

ステップ1

世の中から
求められることをリサーチする

 

人や社会の欲・問題をリサーチします。

 

「コレがなくなったらいいな」

「アレがあったらいいな」

を、とにかく洗い出すのです。

 

ステップ2

人や社会の欲・問題の解決できるよう、

できること

の領域を増やす

 

今はできなくとも・・・。

書籍やネットで研究を行ったり、

セミナーやワークショップで学び、

メソッドを組み合わせれば、

解決できる欲・問題も多いものです。

 

ステップ3

求められること

かつ、

できること

の中から、

やりたいことを選ぶ

 

人や社会に求められ、
人の欲や問題を解決できるようになったら、

その中から、
やりたいことを選んでみてください。

どれを選んでも、
どう転んでも、

 

必ずビジネスとして成立します。

 

 

なぜなら、最初に、

 

 

 

ビジネスを成立させる必須条件である、
欲を満たすこと
問題を解決すること
つまり、
求められること
を、満たしているからです。

 

 

やりたいことをビジネスにする

 

に、こだわりすぎることなく、

 

求められることを洗い出し、

できることの領域を広げ、

最後に自分が好きなことを選ぶ。

 

そんなステップで、

やりたいことをビジネスにしませんか?

 

 

私、小宇佐は、
そのように考えております。

 

あなたは、
いかがでしょうか?

 

 

この思考法だと、
もうひとつ大きなメリットがあります。

 

 

そのメリットとは?

 

こちらの記事でお伝えいたします。

 

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この記事を書いた人

デジタルマーケター。客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる「シェアマーケティング」の開発・提唱者。
個人起業家が取り扱う商品をリニューアル・リポジショニングし、「他では買えない唯一無二の商品」へと生まれ変わらせるビジネスプロデューサー。
早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー、保険会社を経て、2010年に小宇佐・針田FP事務所を設立。ミサワホーム、トヨタホーム、ライフプラザパートナーズ、船井総研などで、講演実績あり。「住宅マネープランニング」を専門としたクチコミ集客のメソッドを体系化し、2013年は年間398件の相談依頼を受注。趣味は船釣り。

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