クチコミプロデューサー小宇佐(こうさ)です。
「仕事と家庭を両立させながら、自分らしく自由に働きたい!」その想いで開業した自宅サロン。自分が気に入っている施術を扱うならなおさら、「この良さを広げたい!」「人の役に立ちたい!」想いは人一倍強いはずです。腕に自信がある。お客様の役に立てる自信もある。しかしながら、新規集客ができない。そんなお悩みを抱えていませんか?
自宅サロンには、「住所を公開できない」「通りがかりの来店が見込めない」など、特有の制限がありますよね。テナント型店舗と比較された場合に、訪問のしやすさや、内装の非日常感で負けがちですが、自宅サロンの強みを活かすことで、選ばれやすくなるでしょう。その具体策をご紹介します。
自宅サロン開業の弱みを強みに変えよう
誰にでも、どんな企業にでも、強みもあれば弱みもあります。予約の取れない自宅サロンになるためには、弱みにではなく、強みに焦点を当てて、強みを伸ばすことが必要です。なぜなら、弱みを伸ばすより、強みを伸ばした方が、お客様さまから選ばれやすいからです。
たとえばイチロー。ヒットを打つことに特化しています。本当は、ホームランが打てるにもかかわらず、ヒットを打つことに一点集中して、結果を出しています。もし、ホームランも打つしヒットも打つスタイルでやっていたら、今のイチローと同じ結果は出ていないでしょう。
打率もまあまあ、本塁打もまあまあより、打率が日本一、世界一イチローのほうが目立ちますよね。何かに特化してナンバーワンになることで、人の記憶に残りやすくなり、選ばれやすくなるのです。
では、どのようにして、強みを見つければ良いのか?「まずは弱みを洗い出し、その反対を考えて、強みを見つけ出す方法」があります。多くの人は、強みを挙げようとしても、なかなか見つけられません。一方、弱みはバンバン挙げられます。
実は、強みというのは、弱みの反対側にあります。
例えば、
- 「しつこい→熱心だ」
- 「うるさい→元気がある」
- 「がさつ→おおらか」
こんな具合です。ですので、自宅サロンの強みを洗い出すために、まずは弱みを挙げてみましょう。
自宅サロン開業のデメリット・弱み
住所を公開できない
マンションなどの集合住宅の場合、自宅でサロン営業を行うことが、おおっぴらにできないですよね。また、一戸建てだとしても、不特定多数の目に触れる媒体に、自分の個人情報である、電話番号や住所を載せるのには、気が引けます。自宅サロンは、住所を公開できません。
看板などの広告を出せない
マンションの場合、玄関の前にも、エントランスの前にも、看板や案内を出すことはできません。一戸建てでも、テナントサロンのような外観にしたり、看板を出すことを難しいです。
通りがかりの来店が見込めない
看板を出せない。外観からは、サロン営業していることがわからない・わかりづらい。結果的に、通りがかりの来店は見込めません。
趣味の延長に見られがち
あなたがどれだけ優れた技術を持っていても「店舗を借りずにやっている=趣味の延長でやっている」と、感じる人もいるでしょう。その場合、お客様もサロンオーナーも、必要以上に安価になりがちです。
公共交通機関から遠い
アクセスの良さと、住環境の良さは、両立しづらいものです。住環境の良いところに住んでいるほど、お客様は公共交通機関で、あなたのサロンにアクセスすることは難しいでしょう。
自宅サロン開業のメリット・強み
それではココから、今まで挙げた自宅サロンの弱みを、強みに変えていきましょう。
隠れ家的にアピールできる
「住所を公開できない」は、「限られた人にしか情報をお知らせしていない」と、言い換えることも可能でしょう。
もし、お客様が明らかにキレイになっているビフォアアフター写真がズラッと並んだあとに、「隠れ家サロンのため、住所は一般公開していません」と書かれていたら、行きたい気持ちになりませんか?
「住所を公開できない」ならば、「住所を知りたい気持ちを掻き立てる」ための、創意工夫をしてみましょう。また、住所や外観は公開できなくても、屋内の様子はお知らせできるはずです。人は、行ったことのない場所に行くのに、不安やストレスを感じます。できるだけ情報を開示して、お客様を安心させてあげましょう。
紹介者がいないと行けない
「看板などの広告が出せない」=「一般の新規募集は受け付けていない」=「新規は紹介のみで受け付けている」と、言えるでしょう。
上記と同様に、もし、お客様が明らかにキレイになっているビフォアアフター写真がズラッと並んだあとに、「うちのサロンでは、短期間だけキレイになるのではなく、中・長期でキレイでい続けられるような施術を提供してしています。大満足された方が、一番大事な人を紹介したくなるサロンを目指しています。ですので、現在は、紹介者がいらっしゃる方のみ、ご予約をお受けしております」と書かれていたら、行きたい気持ちになりませんか?決して、上から目線になる必要はありませんが、
「人との繋がりを大事にしている」ならば、その点をきちんとアピールしても良いでしょう。
完全予約制にできる
「通りがかりの来店が見込めない」=「予約のない来店は受け付けない」=「完全予約制」と打ち出してみましょう。
「過度な外装・内装や、家賃にお金をかけるなら、お客様をもっとキレイにすることにお金をかけたいと考えています。私ひとりの限られた時間で、できるだけ多くのお客様をキレイにしたいので、完全予約制としております」と、伝えられたら、オーナーの想いが伝わりませんか?
オーダーメイドのプランを提案できる
「趣味の延長に見られがち」=「型通りのメニューにとらわれず自由にできる」=「ひとりひとりに合わせたオーダーメイドのプランが提案できる」と打ち出せます。
「大手のサロンではフェイシャルはいくら、デコルテはいくらと、メニューに人が合わせる必要があります。小さなサロンだからこそ、お客様に合わせたメニューを提案しています。大手サロンと同じ金額で、びっくりする効果を体感いただけると自負してますので、お楽しみにどうぞ」と伝えておけば、不必要に安価で提供することもなくなるでしょう。
車で行きやすい
「公共交通機関から遠い」=「車で行きやすい」「人目に触れずに済む」となります。
「ふだん、お忙しくされているあなたへ。心からリラックスできるように、すっぴんでお越しください。駐車場も完備してますので、あなたの家から誰にも会わずに、癒しの時間をお届けします」とお伝えすれば、忙しいお客様の共感を得られるでしょう。
半年で「予約が取れない自宅サロン」に生まれ変わらせよう
「まずは弱みを洗い出し、その反対を考えて、強みを見つけ出す」ことで、自宅サロンの強みを、浮き彫りにしてきました。自宅サロンの強みが見いだせたら、次は、あなたの施術の強みを見いだしましょう。
自宅サロンなら、毎月10人の新規集客を半年続け、新規の半分がリピートしてくれれば、半年で予約の取れないサロンのできあがりです。
その具体策は、以下で解説しています。
記事公開までは、以下の事例をご覧になってみてください。
3ヶ月で売上10.4倍、101万円を売り上げたアロマサロンの事例
ぜひ、「仕事と家庭を両立させながら、自分らしく自由に働きたい!」その想いを、自宅サロンで実現してくださいね。