半年で「予約が取れないエステサロン」に生まれ変わる集客方法

クチコミプロデューサー小宇佐（こうさ）です。

「ひとりでも多くの人を、この手でキレイにしてあげたい！」その想いで開業したエステサロン。自分をキレイにしてくれた「施術の良さを広げたい！」「人の役に立ちたい！」人一倍強い想いをお持ちでしょう。

しかしながら、「新規集客ができない」と、お悩みではありませんか？

新規集客でお悩みのエステサロンを経営者は、「問題を漠然と捉えている」場合が多いです。「今、何が問題なのか？」を正しく把握し、正しく改善策を講じれば、「半年で予約の取れないサロン」にすることは、さほど難しくありません。ステップをふんで、具体策をご紹介します。

「予約の取れないサロン」の実現に必要な集客量はさほど多くない
エステサロンが集客不振に陥るたった3つの理由
買いたいキモチを掻き立てる「売る場所」を整えよう
売る場所が整ったらガンガン集客しよう！
最新の集客方法に飛びついて失敗する起業家の共通点
「欲しがられる商品・サービス」を扱えば「お願いされる集客」が実現する
1. 他社の比較されずに、お客様からお願いされるオリジナルビジネスの作り方
さあ、半年で「予約が取れないエステサロン」に生まれ変わらせよう

「予約の取れないサロン」の実現に必要な集客量はさほど多くない

予約の取れないサロンを実現するとなると、「途方もなく大変な努力を、未来永劫続けなければならない」そんなイメージを持つ方が多いようです。しかし、そんなことはありません。

ゴールの見えないマラソンは辛いでしょうが、マラソンにはゴールがあります。ゴールがあるから、計画を立てることができますし、ペース配分を考えることもできます。マラソンと同様、自宅エステサロンの経営も、ゴールを定め、計画を立て、ペース配分を考えれば、必ず目指すゴールにたどり着けるのです。

サロンのキャパシティ把握が満員サロン実現の第一歩

まず認識して欲しいのは、「自宅サロンには、定員がある」ということ。例えば物販なら、売り切れたら、また製造すればよいので、販売できる上限はありません。自宅サロンは、限られた場所で、限られた人員（オーナーひとりのみか、2、3人）で、限られた営業時間で行いますので、受けられるお客様の数には、上限があります。

集客が上手くいっていない時って、「とにかくたくさんの新規集客を集めよう」と、目先ばかりを考え、つい焦ってしまいがちですよね。そんな時こそ、深呼吸して、ゴールから逆算してみましょう。ひとつずつ着実に実践し、課題をクリアしていけば大丈夫。目指すゴールに必ずたどりつけるはずです。

試算は難しくありません。2つの数字を明確にするだけです。

1カ月に何日稼働（営業）できるのか
1日に何人お受けできるのか

たとえば、

1カ月に稼働（営業）できるのは、平日のみの20日
1日にお受けできるのは4人まで

だとしたら、あなたのサロンが満員になるのは、

4枠／日×20日＝80枠

と、なります。つまり毎月80枠を埋め続けられれば、いつも満員御礼の予約の取れないサロンが実現します。実にシンプルな計算式です。厳密にやり過ぎる必要はありませんが、めやすは必ず計算しておきましょう。

あなたのサロンが、月に受けられる枠数は何枠ですか？今、この場で計算してから、先に進みましょうね。めんどくさがらず、飛ばさず、確実にひとつずつ実践です。

お受けできる常連さんの定員を把握しよう

自宅サロンの枠を把握できたら、枠が満員になるお客様の数を把握しましょう。「リピーターで、すべての枠を満員にする」として、リアルにイメージするのです。

お客様の来店頻度はさまざま。月1回の人もいれば、週1回の人もいますよね。来店頻度ごとの人数を計算してみましょう。

たとえば、先ほどの80枠の場合なら、以下で埋まります。

月1回来店×20人＝20枠

月2回来店×10人＝20枠

月4回来店×10人＝40枠

合計40人がそれぞれのペースで通い続けると、80枠満員御礼、予約の取れないサロンの完成です。集中して目指すゴールは、「40人の常連客がリピートしてくれるサロン」ですし、これだけを目指して、確実にクリアできれば、「予約が取れないサロン」は、もう目の前です。ね？なんだかできそうな気がしませんか？

来店頻度ごとの人数も、この場で計算してみましょう。めんどくさがらず、飛ばさず、確実にひとつずつ実践です。

毎月5人の新規集客を半年だけ続ければ予約の取れないサロンのできあがり

ここまでの仮説、「40人の常連客がリピートしてくれるサロン」を実現する方法は、シンプルに3つだけです。

新規のお客様を集める
新規のお客様にリピートしてもらう
リピートのお客様にリピートし続けてもらう

もし今、すでに5人のリピーターさんがいるサロンなら、

毎月10人の新規集客を行う
来てくれた10人うち半分がリピートし続けてくれる

コレが実現すれば、以下の図の通り、6カ月目で40人がリピートするサロンになります。

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月
	5人	5人	5人	5人	5人	5人	5人	5人	5人
	10人	5人	5人	5人	5人	5人	5人	5人	5人
		10人	5人	5人	5人	5人	5人	5人	5人
			10人	5人	5人	5人	5人	5人	5人
				10人	5人	5人	5人	5人	5人
					10人	5人	5人	5人	5人
						10人	5人	5人	5人
							10人	5人	5人
								10人	5人
合計	15人	20人	25人	30人	35人	40人	45人	50人	55人

合計40人が、先ほど定めた、

月1回来店×20人＝20枠

月2回来店×10人＝20枠

月4回来店×10人＝40枠

それぞれのペースで通い続けると、80枠満員御礼になるのです。

つまり、

毎月10人の新規集客を行う
来てくれた10人うち半分がリピートし続けてくれる

コレを半年間続ければ、連日・連月満員御礼、予約の取れない自宅サロンが実現です。

もちろん、すべてのリピーターさんが、リピートし続けてくれることもないでしょうし、月によって変動もあるでしょう。大切なのは、「見通しをつける」ことです。ゴールなく、見通しなく、ただただ走り続けるのと、「このゴール達成のため、このペースで進み、ここまで到達していれば、6カ月後には、このくらいの集客ができ、売上が上がっているだろう」とゴールも見通しも明確なのとでは、後者のほうが心身ともに健康に経営できます。不必要な罪悪感を感じることなく、家族で旅行も楽しめるようになるのです。

エステサロンが集客不振に陥るたった3つの理由

「ここまでのお話、よくわかったわ。けどその最初の一歩、新規集客が難しいのよ！」もし、あなたがお悩みだったとしたら。「あなたの集客不振のホントウの原因は、集客方法が問題なのか？」まず確認してみましょう。

私は、客単価を上げながら、高確率でお客様から選ばれる集客術シェアマーケティングを、提唱してます。だから、私のもとに個別相談に来られる方は、「集客方法を学びたい」と、言います。しかしながら、「集客不振問題の原因は、集客ではなく、別のところにある」ほとんどです。がんばってがんばって問題解決にチャレンジしても、そもそも問題が間違っていたら、正解にはたどりつけません。

ビジネスはシンプルに、欲しいものを、欲しい時に、欲しい人の目の前にポンと置くことができれば、売れてしまうはずです。

マーケティングとは欲しいものを・欲しい時に・欲しい人の目の前に置くだけ

努力しているのに成果に繋がらない人は、

売るモノ
売る場所
集客

どこかが整っていないことが多いのです。

どこに問題があるのかは、以下でチェックしてみましょう。

集客がうまくいかない時に見直したい10のポイント

買いたいキモチを掻き立てる「売る場所」を整えよう

あなたが今、「お客様から欲しがられ、お願いされる商品」を取り扱っているなら。売る場所を整えて、集客さえすれば、売れてしまうハズです。逆に、どんなにいい商品・サービスを持っていても、売る場所がなければ、売る場所が整っていなければ、売れることはありません。エステサロンにおける売る場所とは、「予約・申込を受け付ける場所」と捉えてください。具体的には、電話、店頭、ホームページ（ランディングページ）などがありますね。

24時間あなたの代わりに販売してくれるランディングページを整えよう

集客したいエステサロン経営者には、「予約受付のためのランディングページを用意しましょう」と、アドバイスしています。電話での予約受付には、相手の声が聞けるメリットがありますが、「施術を中断しなければならない」ことは、デメリットだと捉えています。まずはランディングページを用意しましょう。

ランディングページとは？

ブログやホームページを持っているなら、固定ページでランディングページを作成しましょう。もしくは、ペライチというサービスを使っても構いません。ホットペッパービューティーやエキテンで予約が受けられる状態なら、それらをランディングページとしてみなしても構いません。

高確率で申し込みをしてもらうためには、11のチェックポイントをクリアしましょう。

ランディングページ「売れる化」のチェックポイント11

ランディングページ内にも掲載必須な、お客様の声の集め方は以下の通りです。

お客様の声数の集め方まとめ

グーグルアナリティクスを導入して来てくれた人をカウントしよう

ランディングページができたら、「いつ・どこから・どれだけページに訪れてくれたのか」が、わかるように、環境を整えましょう。

なぜなら、効果的な改善の手を打ち続けるためには、現状を把握する必要があるからです。「月に10人集客したいです！」と、目的地が明確でも、「現在、申込にいたっている人が、何をきっかけに来てくれたのか？」「どれだけの人に見てくれているのか？」これらを把握していなければ、何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのかがわかりません。それでは、ゴールに近づくための、効果的な改善の一手を、見いだせないのです。ゴールにたどり着つくための労力に、ロスが生まれます。

ランディングページを計測するには、Google Analytics（グーグルアナリティクス）の導入がおススメです。

Google Analytics（グーグルアナリティクス）とは？