クチコミプロデューサー小宇佐です。
メルマガを始めてまもない起業家から寄せられる悩みは、大きく2つです。
- 何を投稿したらいいかわからない
- メルマガの読者が増えない
限られた時間をやりくりして、試行錯誤しながら何とか記事を書き上げる。発行初期は、1記事に2、3時間、いや、それ以上の時間かかってしまうこともあるでしょう。さらには、どれだけ良い記事を書き上げても、登録読者が少なければ、返信や申し込みの反応も少ない。「ホントにこの調子でやっていけるのだろうか?」不安は拭えないし、反応が少ないから、記事を書き続ける気力が削がれていく。気力が削がれるから、メルマガ執筆に及び腰になり、書くのに時間がかかる。この繰り返し。
メルマガを始めても継続できない人は、こんなスパイラルに陥りがちです。ですから、投稿ネタの作り方と、読者の増やし方のスキルは、メルマガを運営する起業家の必須科目です。しかし、身につける方法が出回っていない。
逆に考えると、2つの問題さえ解決できれば、メルマガの継続継続が可能になり、集客や売上アップの加速するでしょう。そこで本日は、メルマガ読者の増やし方を、お伝えいたします。
メルマガ読者を増やすには「自分が代行して登録する」か「相手に登録してもらう」の2つのみ
メルマガ読者を増やす方法と言うと、なんだか大がかりな策をイメージするかもしれませんが、大きく分けると2つのみです。
- 自分が代行して登録する
- 相手に登録してもらう
「メルマガ読者を増やすこと」=「メルマガ読者を集客すること」ですので、通常の集客と同じです。まずは、集客の打ち手を知り、自分に合ったものを選び、試し、勝ちパターンを見つけ出してくださいね。
相手から自主的に登録してもらう
メルマガ登録の方程式は登録フォーム閲覧数×登録率
「メルマガ読者を集客する」と考えれば、通常の集客と同じです。分解して考えれば、打ち手はいくらでもあります。メルマガ登録する人は、まず、登録フォームに訪れます。そして、登録したければ、そのまま登録します。ですので、メルマガ登録の方程式は、以下の通りです。
メルマガ登録数=登録フォーム閲覧数×登録率
例えば、月に100件の登録が得たいなら、
フォーム閲覧数1,000件×登録率10%=100件
でも良いでしょうし、
フォーム閲覧数10,000件×登録率1%=100件
でも良いでしょう。つまり、
- 登録フォーム閲覧数を増やすか
- 登録フォーム登録率を上げるか
このやり方2つだけを考えれば良いのです。
オンライン(ウェブ)からフォームに集める
1.メルマガ相互紹介
メルマガ発行者に、自分のメルマガ登録を紹介してもらう方法です。
基本となる考え方は「利益を得たければ与えるのが先」人に紹介してもらいたければ、まずは自分から人を紹介する。相手にメルマガを読んでもらいたければ、まずは自ら相手のメルマガを読む。いいね・コメント・シェアしてもらいたければ、まずは自ら行う。これが鉄則です。
いきなり紹介をお願いすると「唐突に何?」と思われてしまいます。「自分のことばかり主張する人」は、嫌われがちです。まずは「紹介したい気持ちになってもらう」ことから始めましょう。
2.キャンペーン相互紹介
あなたのノウハウをまとめた、無料テキストをプレゼントを用意して、プレゼントキャンペーンを実施する方法です。キャンペーンの準備を行ったら、「○○でお悩みの方に向けて書き上げたテキストです。良かったら、メルマガでご紹介ください」とアプローチしていきます。
この方法においても、基本となる考え方は「利益を得たければ与えるのが先」です。
3.広告出稿でランディングページにアクセスを集める
メルマガ登録ページや、キャンペーンプレゼント受け取りページを多くの人に見てもらうために、ランディングページに広告出稿するのも有効です。
ターゲットが絞れるフェイスブック広告がおススメです。
4.商品・サービスを購入・利用した人に紹介してもらう
あなたの商品・サービスを購入・利用して、大満足してくれている人に、あなたのメルマガを紹介してもらう方法です。
大満足したお客様は、たいてい、良さを人にクチコミしたい気持ちになってくれます。しかし、人に有料のモノを勧めるのには、気がひける人がいます。なぜなら、自分がどれだけ良いと感じても、他人が良いと感じるかどうかはわかりません。紹介した相手が「良い」と感じる場合もあれば、「そうでもない」「悪い」と感じるかもしれません。そうなければ相手は、「悪いモノを紹介されてしまった」と想うでしょうし、紹介した人は、「悪いモノを紹介してしまった」そんな気分になるリスクが伴うからです。
ですので、最初は、無料のものを紹介すると、ハードルが下がります。例えば、お客様から友人に、こんな風に伝えてもらいます。「私、この間、この先生のセミナーに参加したんだけど、すごく良かったよ。すごくおススメだけど、相性もあるよね。まずはメルマガに登録して、あなたの役に立てるか判断してみたらどうかな?」これであれば、紹介する人も、紹介される人も、ハードルもリスクも下がります。
5.SEO対策を施しブログ記事アクセスを集める
記事末に、メルマガ登録ができるフォームを設置します。そのブログ記事にSEO対策を施し、検索で上位表示されるようにします。
そうすることで、
悩みを解決したい人が検索する→解決策が記載された記事を見つける→悩みを解決できて満足、さらに、今まで気付いていなかった問題と解決策までクリアになって大満足!→「この人の発信する情報をもっと読みたい」とメルマガ登録
こんな流れが実現できます。
また、ワードプレスなら、adrotateというプラグインで記事末や文中にフォームを設置できます。
参考:WordPressで広告管理に便利なAdrotateプラグイン
6.広告を使ってブログ記事にアクセスを集める
文中や記事末にフォーム設置されている記事は、お客様になりうる人が読んでくれるなら、アクセスを増やす手段は問いません。
ブログ記事に広告を打つのも有効です。顧客対象の絞り込みがカンタンにできる、フェイスブック広告がおススメです。
7.はてブでバズらせる
ブログ記事を拡散させる方法として、はてなブックマークを活用してバズらせる方法があります。
参考:はてなブックマークの使い方を知り、ブログのアクセスを爆増させよう!
8.SNSからブログに誘導する
SNSから、メルマガ登録ページ・キャンペーンプレゼントページ・ブログ記事に誘導するのも一手です。フェイスブック・ツイッター・インスタグラムなど、どれでも構いませんので、読者さんが価値を感じやすいコンテンツのリンクを発信しましょう。
オフライン(リアル)からフォームに集める
メルマガ登録はオンライン(ウェブ)上での行為ですが、オフラインの出会いから、メルマガ登録を促すことも可能です。
9.リアルに会った人にメッセージでお知らせする
交流会で名刺交換した人に、後日フェイスブックで友達申請しますよね?そのメッセージのやり取り内で、プレゼントの案内をしましょう。私は、「現在、名刺交換した方限定で、○○コンテンツを無料プレゼントしています。良かったご活用くださいね」と、キャンペーンページのURLを記載しています。
今なら、ライバルにこっそり学べる集客法。
客単価を上げながら高確率でお客様から選ばれる
「 シェア・マーケティング 」
このテキストをプレゼントしております。
よかったらチェックしてみてください(^^)
お会いできるのを楽しみにしておりますね。
10.名刺で案内する
名刺交換時に時間がなく、さほど会話できなかった場合に備えて、名刺に「テキストプレゼント中!」の文言と、検索キーワードを載せましょう。
11.チラシで案内する
チラシの紙面では情報が伝えきれない場合や、継続して情報提供したい場合は、商品・サービスの販売をチラシの目的とせずに、メルマガ登録をチラシの目的にしても良いでしょう。
登録する場所をつくろう
メルマガ登録のフォームを用意するだけでは、登録したい気持ちは掻き立てられません。フォームを適切な場所に設置して、高確率で登録したくなるよう、創意工夫しましょう。
メルマガ登録ランディングページ作成
メルマガを登録するための、ランディングページを作成しましょう。
ランディングページを用意して、迷わず・悩まず・考えずに申し込みしてもらおう
無料テキストダウンロードランディングページ作成
メルマガ登録の際に、あなたのノウハウをまとめた、無料テキストをプレゼントするのも、登録したい気持ちを掻き立てる一案です。その際には、無料テキストをダウンロードするためのランディングページを用意しましょう。
ブログ記事内にフォーム設置
ブログ記事内の適切な箇所に、フォームを設置するのも一案です。例えば、「営業トーク」をテーマにしたブログ記事で、「飛び込み営業で大切なのは、あらかじめ話す内容の台本を用意しておくことです。ぜひ、自分で紙に書き出してみてくださいね。この記事をお読みの方には、穴埋めするだけ、たった15分で自分だけの営業トークができあがる、ワークを無料プレゼントしています。今すぐ、自分でトークを作りたい方は、ぜひダウンロードしてくださいね」と書いてあったら、ダウンロードしたい気持ちが高まるでしょう。
コンバージョンを高める
フォームにアクセスを集めるのと同時に、申し込み率を高めるための改善を、行い続けましょう。
申込率が倍になれば、申込数も倍になります。日々、改善を重ねましょう。
自分が代行して登録し、読者を増やす2つの方法
おススメはできませんが、選択肢としてこういうものがあることを知っておいていただくために、記載しておきます。
名刺交換先
異業種交流会に参加すると、名刺交換しますよね。その名刺に記載されているアドレスを、メルマガ発行者が手動で登録する方法です。
しかし、私はこのやり方を推奨しませんし、やってもいません。
なぜなら、メルマガとは、「読みたいと思った人が自ら登録するもの」だと捉えていますし、人は、「手間をかけて自ら選んだものに価値を感じる」と、考えているからです。例えば、「宿題やりなさい」と他人から強制されるた勉強と、自ら決めた宇宙飛行士になるための勉強とでは、身の入り方が異なりますよね。
名簿を買って登録する
2001年までは当たり前に行われていましたが、今は違法ですので、やめましょう。
参考:特定電子メールの送信等に関するガイドライン (総務省)
価値あるメルマガを多くの人に届けよう!
魂を込めてメルマガを書くなら、より多くの人に届けたいですよね。「メルマガ読者を増やすこと」=「メルマガ読者を集客すること」。集客の打ち手を知り、自分に合ったものを選び、試し、勝ちパターンを見つけ出してくださいね。
もしあなたがメルマガを発行していて、「価値のあるメルマガを応援しあいたい!」とお考えだったら。
以下から「相互紹介希望」とご連絡ください。もし条件が合うようなら、小宇佐のメルマガでも、ウォリっとご紹介を検討いたします。